RSウィルスについて

この季節、RSウィルス感染の子どもが体調を崩しています。

RSウイルスについて、園医・くぼたこどもクリニック・久保田恵巳先生にお話をお聞きしました。

・RSウイルスは先月から、かなり流行しています。
まだ流行していますが現時点では少し下火になってきているかな…という状態です。

⭐️小さい子は重症化しやすく、比較的大人の方が症状は軽い。

⭐️症状としては、ゼーゼーした咳がでる。熱が出るかどうかや咳、鼻水の症状などは、個人差が大きい。
風邪と同じような症状なので、咳や鼻水などが出ていたら受診をすすめる。

⭐️呼吸状態をよく見ておき、ゼーゼーしたり呼吸しにくそうなら、熱がなくてもすぐに受診する。

⭐️RSウイルスの検査は1歳以上は保険外なので、医師から検査を提案することは少ないので、受診時に「園でRSウイルスが出ている」と伝えてもらいたい。

⭐️RSウイルスの特効薬があるわけではなく、咳・鼻水などの症状を緩和させる薬を処方して様子を見るしかない。

●園ではなかなか難しいかもしれないが、感染拡大させないためには、発熱がない場合でも、風邪のような症状がある場合は隔離するのが良い。

と教えて頂きました。
鼻水や咳などから感染が広がるため、「子どもの鼻水を噛んだら、手を洗う。その手で他の子どもを触らないようにする」など、拡大しないよう細心注意を払い十分気をつけたいと思います。