〜味覚 旨味を感じられる子どもに育てよう〜
和食の基本である「出汁」について知り薄味で素材の味を知る
主任の中濵です。
第2回イベントの内容「食育」から何をテーマにしようかと随分悩みました。
そこで、当園にはお塩がないということと、開園前の試食会で味わった黄金出汁の旨味の衝撃を思い出し、実際給食で使用する出汁の味を是非お伝えしたい!と調理の阿部先生と準備に取りかかりました。
五味と出汁のお話の際にはうちわを使って見た目も楽しく興味を持っていただき、さらに⚪︎×クイズでみなさんに参加いただきながら進めました。
当日は在園児のおともだちも参加してくれましたので、給食前に子どもたちが食材に興味を持って食に対する意欲を育む取り組みとして行っている野菜のマスコット「立木先生作」を使って〝赤いのはだあれ″を保護者の皆様に披露しました。
お話の後、実際に試食会を行いました。
調理の阿部先生が昆布・かつお節の出汁を紙コップに準備して、香り、色、旨味の違いを体験していただきました。
Aのコップは市販の顆粒出汁、Bのコップは昆布とかつおで取った黄金出汁をそれぞれ順番に試飲いただき、違いを感じていただきました。
そして、黄金出汁を使った野菜の煮物も試食していただきました。
最後には調理の阿部しーちゃん先生にインタビュー形式で、普段から気をつけていること、調理をして嬉しかったこと、今後の豊富について楽しくお話いただきました。
ご参加いただきました皆様からは「教えて頂いた事を今後、家庭でも実践していきたいと思います。」「普段食べさせている野菜の大きさや味付けが子どもに合っているのか不安だったので実際に試食してとても参考になりました。」「先生方みなさん本当に熱心に愛情深く育ててくださってることが分かり胸が熱くなりました。感謝しています」
と胸がいっぱいになるあたたかいメッセージをたくさんいただきました。
私自身も食には興味を持っていますので、食育のテーマに沿って勉強し、準備を進めていくことはとても楽しく今後も引き続き積極的に取り組みたいと思いました。
雨の中、ご参加いただきましたたくさんの皆様に心よりお礼申し上げます。
ありがとうございました。
森ノ宮もっきん保育園 主任 中濵
次回7月28日イベントは「絵本の会」です。